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[奈良] 2024/5/27(月)~7/27(土)迄開催
・企画展『太田古朴が見た山里の文化財―高野山麓・細川八坂神社の仮面群―』
・奈良大学博物館
奈良大学博物館 TEL:0742 44 1251 〒631-8502 奈良市山陵町1500
( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )
関連情報☆彡
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[奈良] 2024/5/27(月)~7/27(土)迄開催
・企画展『太田古朴が見た山里の文化財―高野山麓・細川八坂神社の仮面群―』
・奈良大学博物館
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[奈良] 2024/5/27(月)~7/27(土)迄開催
企画展『太田古朴が見た山里の文化財―高野山麓・細川八坂神社の仮面群―』
まとま情報☆彡 - 内 容: 太田古朴(おおたこぼく) の代表的な仏像修理と研究の事例の紹介。その学術的意義を再評価し、古朴が依頼を受けて昭和52年(1977)に調査と仏像修理を行った和歌山県高野町細川地区の文化財を紹介展示。
なかでも細川八坂神社の仮面群は、室町時代前期に遡る一具同作の翁系面4面(翁・三番叟・父尉・延命冠者)を含む重要なもので、今回が初公開。 - 展 示 品:
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会期: 2024年5月27日(月)~7月27日(土)
- 会 場 : 奈良大学博物館
- 主 催: 奈良大学
- 開館時間 : 09:30~16:30 (土曜日は 09:00~12:00 まで)
▼追加開館▼ オープンキャンパス開催に伴い追加会館。
・7月14日(日)09:00~15:30
・7月28日(日)09:00~15:30
※オープンキャンパス来場者でなくても入校可。 - 休 館 日: 日曜日・祝日(学校行事で臨時に休館する場合ありホームページで要確認。⇒クリック )
- 観 覧 料: 入館無料
- 駐 車 場: 有り(無料)
- 問合せ先: TEL:0742-44-1251 FAX:0742-41-0650 奈良大学博物館
- その他
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記念講演会
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- 公開講演会
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ワークショップ
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ギャラリートーク(展示解説)
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企画展「幻の大陸 池田克己とその時代Ⅱ」を企画した 木田隆文教授(日本近現代文学)が取材を受けた記事(令和6年2月15日(木)付朝日新聞掲載)
戦時下の中国大陸での日本語文芸活動、出版物でたどる 奈良大博物館:朝日新聞デジタル https://t.co/OkyFYo9RzV #
— Historie (@historie_jp) March 15, 2024
知っ得情報☆彡
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池田 克己(いけだ かつみ) ・略歴
1912年5月27日(日)~1953年2月13日(水)
奈良県出身(七赤金星)。
1927年 吉野工業学校建築科卒。奈良県で写真館を経営。
1931年 小学校の師植村諦に初めて詩を見てもらい、詩作に励む。
1934年 第一詩集『芥は風に吹かれてゐる』発刊。
1936年 上林猷夫、佐川英三らと詩誌『豚』を創刊。のちに『現代詩精神』と改める。
1939年 徴用令で中国に渡る。
1941年 徴用令解除後。上海で大陸新報社の記者に。
『上海文学』を創刊、また草野心平らと詩誌『亜細亜』を出版。
1945年 帰国。
1946年 上林、佐川らと『花』を創刊。1947年6月 小野十三郎、高見順らを編集に加え『日本未来派』を創刊]。
1953年 40歳で死去。
- 著書
・『芥は風に吹かれてゐる 池田克己第一詩集』日本書房 1934年
・『原始 池田克己詩集』豚詩社 1940年2月二
・『上海雑草原 詩集』八雲書林 1944年1月 ASIN:B000JAOTYO
・『新生中国の顔』アルス 1944年
・『中華民國居留 池田克己詩集』太平出版 1944年8月
・『池田克己詩集』日本未来派発行所 1948年3月 ASIN:B000JBMGH0
・『法隆寺土塀 詩集』新史書房 1948年4月 ASIN:B000JBLZ5Y
・『唐山の鳩 : 詩小説集』日本未來派發行所(札幌) 1951年9月 - 翻訳
・梁漱溟『郷村建設理論 一名・中国民族之前途』大亜細亜建設社 1940年10月 -
開催履歴
「海の彼方の日本語文学 詩人・池田克己とその時代」展会期:2016年3月26日迄開催
於:奈良大図書館内容:戦時下中国で日本語文学活動の吉野出身の忘れられた詩人「池田克己」に光を当てた初の展示会が、奈良大図書館で開催された。
池田克己氏は、吉野町に生まれ、日中戦争開戦後の1939年に兵士として中国に渡る。そして上海で日本語文学活動の中心的役割を果たし帰国後も活躍したが、40歳で亡くなった。木田隆文・奈良大准教授(日本近代文学)は「池田克己という詩人の存在、戦争と文学の複雑な関係性を知ってほしい」としている。
池田克己は20代前半で処女詩集を出版。詩誌「豚」も創刊し、若手詩人グループとして全国的に注目される。兵士として上海に渡ったが、現地で日本語文学活動を展開。上海文学研究会を結成し、「上海文学」を創刊して詩を発表。当時は詩人の草野心平、高見順、小説家の武田泰淳らとも交流。だが戦時下のため日本の支配政策と関わらざるを得ず、活動は複雑な状況にあったという。
終戦後は、上京して出版社に入社。詩誌「日本未来派」を創刊し、詩集も刊行するなど活躍した。当時の「法隆寺土塀」と題した詩の最後ではこううたう。
《帽子にたまった雨水をはらい/靴底につもった泥土を雑草になすり/頬につたう雫をぬぐい/龍田川からの一本道/土砂降りしぶく一本道/とうとう私はかえってきた/私の中華民國十年の/雑多矢鱈のボロボロの/息せき切った一散の/昏昏迷迷の/びしょ濡れの/前に立つ荒壁/法隆寺土塀》
木田准教授は「作品を丁寧に見ると、戦時体制に関わったが迎合しているわけではない詩人の複雑な内面が見えてくる。『法隆寺土塀』は長い歴史をとらえつつ、自分の絶望感などがとけ合っている」と話す。
展示は「海の彼方の日本語文学 詩人・池田克己とその時代」として開催、詩集や詩誌、文芸誌など約40点が並ぶ。戦時下の上海周辺で発行された資料の多くは「負の遺産」として処分されたというが、武漢の日本人居留民によって作られた文芸誌などが新たに見つかったといい、忘れられた日本語文化を掘り起こす可能性を持つ貴重な資料という。
(2016/3/9「産経新聞」掲載記事より)
これまでの展示
[ 阿修羅像 調査関連の展示 2017/9/23~10/14 ]
参考情報
「阿修羅像 調査関連の展示」期間:2017/9/23(土)~10/14(土)
内容:2017/ 9/23(土)に奈良大学で開催された 興福寺中金堂再建記念・興福寺シンポジウム『阿修羅像を未来へ受け渡すために』の関連展示。
ポイント:CTスキャナによる阿修羅像の調査研究に関連た最新の研究を紹介。
この展示では研究成果3つのポイントを展示。
第1)阿修羅像の内部にある心木の再現。
第2)修理痕跡の調査結果、阿修羅像は当初から両手を胸にあわせて合掌している姿であった。
第3)内側に残る麻布の凸凹を反転した結果、塑土で作られた顔の復元。
参考サイト☆彡
- 奈良大学博物館 公式サイト
- 奈良大学博物館 博物館ブログ
- 板木閲覧システム ⇒ クリック
この板木閲覧システムのデータベースは、奈良大学博物館、奈良大学図書館が所蔵・管理する資料を中心に、江戸時代~大正期にかけて商業出版に使われた板木を検索・閲覧できるようにしたものである。データベース利用の範囲は、研究・教育などを目的とした非営利利用に限られる。 - ARC古典籍ポータルデータベース ⇒ クリック
- 奈良大学 公式サイト
- 奈良大学 通信教育部 文学部 文化財歴史学科 公式サイト
- 奈良大学 通信教育部スペシャルコンテンツ-文化財歴史学科