浜松市ってさ~、日本の洋楽器産業発祥の地って知ってた?
むむっ~ぅ(`・∀・´)
オートバイの街は知っているけど、洋楽器産業発祥の地といわれてもねぇ。
浜松市は、「ヤマハ」、「カワイ」、「ローランド」をはじめ、
「鈴木楽器製作所」などなどあるんだよね。
ピアノの二大メーカ、「ヤマハ(YAMAHA)」、「カワイ(KAWAI)」が浜松にあるんだよ。
いまでこそ中小のピアノ製造メーカーはピアノ生産をしていないんだけど、
1950 年~1960 年代にかけては、30以上のピアノを製造メーカ、50 以上の浜松ブランドがあったんだよ。
- [参照]
- 大野木吉兵衛「浜松における洋楽器産業」『遠州産業文化史』社団法人浜松史跡調査顕彰会、1977年
- 冨田晋司「「ピアノ製造アーカイブに関する研究」『静岡文化芸術大学研究紀要 VOL.14』、2013年
浜松にピアノの二大メーカがあるのも、こうした切磋琢磨の沢山の企業あってのことだね。
展示品には、ヘッドホン付音声ガイダンス装置があるよ。面白かったのは外見からでは違いが分からない鍵盤付打楽器系の音の違いを、その音の出る仕組みの模型で実際に自分の指で押して音を出し、さらにその装置の動きを目で確認し、さらにその楽器での演奏した曲を聴けるので、鍵盤付打楽器の違いを体感できるダニ。
さっそく、みてみよっ。
1700年頃、バルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコが製作したピアノの復元モデルが、浜松市内の楽器製造会社と協力し考証を加え忠実に復元されているのも、感動モノですよ。
バルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコさんてフィレンツェのメディチ家に仕えてたんだ。
浜松市楽器博物館 | |||||||||
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正式名称 | 浜松市楽器博物館 | ||||||||
管理運営 | |||||||||
区分 | 類似博物館 | ||||||||
所在地 | 430-0929 静岡県浜松市中区中央3丁目9-1 | ||||||||
開館時間 | 09:30~17:00 | ||||||||
休館日 | 毎月第2・4水曜日(祝日の場合は翌日・8月は無休) 年末年始・臨時休館日もあり要確認 | ||||||||
観覧料 |
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概要・沿革 | 公立の楽器博物館。 平成7年(1995)4月に開館。 浜松という日本の洋楽器産業発祥の地としての歴史を背景に「音楽のまち」づくりの一環として創設。 | ||||||||
展示品・収蔵品の概要 | 常時展示では、打楽器、弦楽器、管楽器、鍵盤楽器、電子楽器など世界中の全ての地域、時代、種類の楽器や資料など約1,300点。楽器実物資料は、約3,300点、楽譜・絵画・彫刻等楽器外資料150点、図書資料8,500点、視聴覚資料2,000点を所蔵。 1700年頃、クリストフォリ・ディ・フランチェスコが製作したピアノの復元モデルが、浜松市内の楽器製造会社と協力し考証を加え忠実に復元されている。 | ||||||||
展示概要と特色 | 展示のコンセプトは、「世界の楽器を平等に展示・紹介する」とし、音楽を奏でる道具としての楽器の展示のみならず、その背景にある歴史学、文化人類学や民俗学の視点にも触れられる特色がある。また、様々な関心と気づきに応える展示方法を、市民や来館者と共に工夫している博物館である。 | ||||||||
その他 | レクチャーコンサート、ミュージアムサロン、ギャラリートーク、展示室ガイドツアー、講座、ワークショップ、小学校移動博物館、CDやDVDの制作などの活動を通じて、楽器と音楽の素晴らしい世界を発信している。 2015年現在で200万人近くの人に利用されている。 | ||||||||
問合せ先 | TEL 053 451 1128 FAX 053 451 1129 | ||||||||
アクセス | JR浜松駅北口より 徒歩約10分 | ||||||||
駐車場 | 専用駐車場なし 近隣駐車場⇒クリック | ||||||||
公式サイト | http://www.gakkihaku.jp/ | ||||||||