[奈良・吉野] 丹生川上神社 下社は、絵馬の発祥の地

丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ) 下社は、絵馬の発祥の地

丹生川上神社 下社 TEL 0747-58-0823 〒638-0021 吉野郡下市町長谷1の1

( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )

丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ) 下社

[ 丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ) 下社]

 

 

ワンポイント

  • 御例祭: 6月1日
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  • 発祥致福(しようをはっしふくをいたす)・芽出度い事が生じて 幸福を招きよせる
  • 「丹生の川上」とは、日本書紀に八百万の神を祀った日本で最初の場所として記されている。 

 

 

お知らせ履歴☆彡


「ムジークフェストなら2018」コンサート

平成30年5月26日(土)15:00~(14:30開場)
丹生川上神社下社 特設ステージ / 小出夏花 [サポート]清原ヒロフミ・マリオ竹口

「ムジークフェストなら2018」コンサート・小出夏花 [サポート]清原ヒロフミ・マリオ竹口・平成30年5月26日(土)15:00~・

 



 

 

 

 

 

 この丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)は、とても心に響く深い~いお話しがあるところなんだ。そもそも「丹生の川上」とは、『日本書紀』に八百万の神を祀った日本で最初の場所として記されている。そして「食」の儀式「食会」の起源の地でもあり、日本最古の水の神さまをお祀りになっている。さらにこの水の神さまは、京都の貴船神社へと受け継がれている。
 ここ丹生川上神社下社は事やモノにふれるより、この場所にお詣りして肌で感じ得ることがおすすめです。

 

 すごいね、まさに「心の荷物をおろす場所」なんだ。

 この丹生川上神社は、『日本書紀』、神武東征の際に神武天皇が神の啓示を受けた聖地という由緒ある神社なんだよ。でも、室町時代以降、京都での戦乱が長引いたこともあって、吉野の奥深い山の中にあった丹生川上神社は国家の管轄からも離れ、所在が不明になったんだ。そして、江戸期に現在の下社、明治期に上社、大正期に中社が比定されたんだ。こうして、三社をもって一社の丹生川上神社とする不思議な神社になったという話しだよ。

 

 

 



丹生川上神社下社 由緒

[ 丹生川上神社下社 由緒]

丹生川上神社下社由緒

  • 丹生川上神社下社由緒
  • 御祭神: 闇靇神(クラオカミノカミ) いざなぎ、いざなみ二尊の御子神
  • 御創建: 天武天皇 白鳳四年(六七六)「人声聞えざる深山に宮柱を立て祭祀せば、天下のために甘雨を降らし、霖雨を止めむ」との御神誨に因り創建された古社である。
  • 御例祭: 六月一日
  • 御神格: 延喜式の名神大社二十二社の一社 元官幣大社 明治四年列格
  • 御鎮座地: 丹生川の川上 丹生山 神武天皇御東征の途御親祭遊ばされた地である。
  • 朝廷の尊崇: 天平宝字七年(七六三)幣帛の外、特に黒毛の馬を奉献される。その後、祈雨には黒馬、祈晴には白馬を献ずることが恒例とされた。
     孝明天皇 安政元年(一八五四)に「外患惧服国家清平」の祈祷を仰付けられた。
  • 御神徳: 大気を浄化し、万物生成化育の根源たる水を主宰遊ばされ、地球上のありとあらゆる物象の上に、はかり知れない恩恵を垂れ給い、守護あらせられるいのちの神様である。

丹生川上神社 下社 基本情報☆彡

TEL 0747-58-0823 〒638-0021 吉野郡下市町長谷1-1
( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )

名 称 丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)下社
別称  
所在地 〒638-0021 吉野郡下市町長谷1-1
祭神 闇龗神 (くらおかみのかみ)
社格等 式内社(名神大)論社
二十二社(下八社)論社
旧官幣大社
別表神社
創建年 -
文化財 -
参拝時間 08:00~17:00
休日 -
電話 TEL 0747-58-0823
拝観料 志納
駐車場 有り
アクセス 近鉄吉野線「下市口駅」下車→奈良交通バス「笠木・洞川温泉」行乗車→「長谷(ながたに)」バス停下車すぐ。
その他  

めもめも(知っ得情報)

  • 社伝に因れば、鎮座地は神武天皇が天神の教示により天神地祇を祀り、戦勝を占った地であると。
  • 白鳳4年(675年)(伝)罔象女神を現摂社丹生神社の地に奉斎。その後、現在地に遷座。
  • 天武天皇により、水を司る日本最古のお社として創建される。
  • 官幣大社、朝廷から神前にささげる物は出してもらえた格の高い神社。
  • 「言挙げせず」ということ。言葉や理屈でない心を求め続けるシンプルな日本の持続可能な文化、それは見た目の綺麗さではなく、内面の美しさが表現されるカタチを求めるということ。
  • 中社:[重文指定]石灯籠(銘弘長三年丹生社) [天然記念物]ツルマンリョウ自生地。
  • 下社:祈雨止雨のための大古踊。
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雨乞いの馬

 

 

絵馬関連

  • 手向山八幡宮(奈良県奈良市雑司町434)
    東大寺八幡宮である手向山八幡宮には、絵馬の古い形式の立絵馬がある。

 

【参考資料】

  • 『類聚符宣抄』国立国会図書館デジタルコレクション ⇒ チェック
  • 丹生川上神社>國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」⇒クリック
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  • 白井 伊佐牟「式内社丹生川上神社鎮座地考(上)・(下)」、皇學館大學史料編纂所報
  • 橋本 裕行「社殿の創建と継続-丹生川上神社上社旧境内地 (特集 古代祭祀の世界) - (神社と古代祭祀)」、季刊考古学、雄山閣
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  • 松田 壽男『丹生の研究―歴史地理学から見た日本の水銀』早稲田大学出版部、1970/11
  • 皆見 元久『心の荷物をおろす場所』ぶんぶん書房、2014/5/21
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  • 【丹の産地】
  • 丹生鉱山(にうこうざん)・三重県多気郡多気町
  • 大和水銀鉱山・奈良県宇陀市菟田野町
  • 吉野川上流


参考サイト

 

2015年10月01日