五大山 白毫寺(びゃくごうじ)
五大山白毫寺(びゃくごうじ) TEL:0795-85-0259 〒669-4334 兵庫県丹波市市島町白毫寺709
( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )
[五大山 白毫寺(ごだいさん びゃくごうじ)・山門]
ワンポイント情報☆彡
- 白毫寺「九尺ふじまつり」:詳細⇒クリック
・[開催中] 2024年4月26日(金) ~5月6日(月) 08:30~17:00(ライトアップ時は、21:00迄)「第23回白毫寺九尺ふじまつり」
- [兵庫・丹波] 十九山 達身寺・丹波の正倉院と丹波仏師・コスモス祭(9月30日)詳細⇒クリック
- [兵庫・丹波] 白毫寺・九尺ふじまつり・ライトアップはオーロラのきらめき・圧巻の120mの藤棚
- [兵庫・丹波] 白毫寺(びゃくごうじ)・伝慶雲2年(705)法道仙人開基と秘仏 薬師瑠璃光如来。
ワンポイント情報・綴り 彡
- 白毫寺「九尺ふじまつり」:詳細⇒クリック
・[開催中止] 2022年度「第21回白毫寺九尺ふじまつり」(新型コロナウイルス感染症変異ウイルス増加傾向) - [参拝受入停止] 2022/4/29(金)~5/15(日)迄
- 白毫寺「九尺ふじまつり」:詳細⇒クリック
・ 2019年5月3日(金・祝)~中旬(開花期間中)
・ 夜間ライトアップは5月14日(火)迄。点灯時間は日没~21:00迄。
- 修正会: 1月1日
- 涅槃会: 3月15日
- 藤まつり: 5月初旬
- 灌仏会(花まつり): 5月8日
- 大護摩供法要: 5月24日
- 薬師講(大般若転読会): 7月12日
- 施餓鬼会: 8月15日
- 水子地蔵尊法要: 8月23日
- 大師講: 12月15日
- 除夜の鐘: 12月31日
- 写経会・法話: 毎月24日
白毫寺(びゃくごうじ)って言うから、奈良の白毫寺と思ったよ。丹波なんだね。
丹波の白毫寺と奈良の白毫寺は、どんなつながりがあるのかねぇ。この丹波の白毫寺は 120mの藤棚の「九尺藤」で知られているね。
この白毫寺は、インドのお坊さんが開基とされているんだね。
そうなんですね。お寺に伝わっているお話によると、慶雲2年(705年)にインドの僧・法道仙人が開基で、本尊の薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)は、法道仙人が伝えたとされ、秘仏なんだよ。
そのご本尊さまの眉間の白毫から神々しい光(瑞光)を放っていたので、「白毫寺」となったんだよね。
よく知っていますね。
では、このお寺の山号は、五大山です。この由来は、知ってるかな。
それは、慈覚大師円仁さんが唐からの帰朝の際に白毫寺を訪れ、周囲を見渡して、そこに見える山並みが唐の五台山に似ていることから山号を「五台山」と名付けたんだ。その後に現在の「五大山」と改えたんだ。
五台山って、中国にあるんだ。高知にも五台山(ごだいさん)ってあったよね。
そうです。こちらの五台山は、 高知県高知市の市街地から東に位置するところにあります。名前の由来も、地形が中国の五台山に似ているので「五台山」と行基上人が命名したと伝えられています。このお山のふもとには、行基上人開基と伝わる竹林寺があります。寺伝によれば、神亀元年(724年)、聖武天皇が夢の中で、唐の五台山の文殊菩薩を拝むのを見た。そこで、天皇は行基上人に五台山に似たお山をさがすようにと命じ、この地がご縁の霊地と、文殊菩薩像を刻み、山上に堂宇を建立したと伝えられています。
そうそう、南北朝時代には丹波屈指の名刹としてあったけど、天正時代に織田信長の丹波平定の命を受けた明智光秀が丹波攻めをした際の兵火で焼失したんだよね。達身寺(丹波市氷上町)の「丹波の正倉院」の話を思い出したよ。
参考:[兵庫・丹波] 十九山 達身寺・丹波の正倉院と丹波仏師 詳細⇒クリック
[五大山 白毫寺(ごだいさん びゃくごうじ) 由緒・ぷらり歴史路]
[一隅碑・ぷらり歴史路]
第253世天台座主・山田恵諦猊下揮毫「一隅を照らす」。
これ心にしみる言葉ですね。
「自分の置かれた場所や立場で精一杯努力する一隅を照らす人こそ、
国の宝だと伝教大師・最澄様は言われています。」(白毫寺・解説書より)
五大山 白毫寺(びゃくごうじ) 概要
( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト)
名 称 | 五大山 白毫寺(ごだいさん びゃくごうじ) |
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別称 | - |
所在地 | 〒669-4334 兵庫県丹波市市島町白毫寺709 |
山号 | 五大山 |
宗旨 | 天台宗 |
寺格 | - |
本尊 | 薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい) |
創建年 | 伝・慶雲2年(705年) |
開基 | 伝・法道 |
札所等 | 近畿楽寿観音霊場18番 |
文化財 | [兵庫県指定文化財] 石造宝篋印塔附台石・五種鈴 [丹波市指定文化財]太鼓橋・紙本著色両界曼荼羅図・絹本著色五大明王図・鰐口 |
参拝時間 | - |
休日 | - |
電話 | TEL:0795-85-0259 |
参拝志納金 | 300円 |
駐車場 | - |
アクセス | ・ JR福知山線「市島駅」下車→タクシー約8分。 ・ 舞鶴自動車道・春日I/C~福知山方面へ車約10分。 |
その他 | ・ 120mの藤棚の「九尺藤」(4月中旬~5月中旬見頃)まとめへクリック |
五大山 白毫寺(びゃくごうじ)の歴史
めもめも(知っ得情報)
- 中国の五台山(ごだいさん)は、仏教・文殊菩薩の聖地。旧字表記では五臺山。別名は清涼山。
2009年にユネスコの世界遺産(文化遺産)登録。 - 平安時代から鎌倉時代、日本からの入唐僧や入宋僧の多くが、天台山と共にこの五台山を訪れたという。
- 五台山は、中国内地では漢伝仏教とチベット仏教との共通の聖地となっている。
- ◆各地の五台山(ごだいさん)
・五台山 (兵庫県丹波市)、標高655m。
・五台山 (高知県高知市)、標高146m。。
・五台山 (中国・山西省五台県)、標高3,058m。。
・五台山 (大韓民国江原道)平昌郡と洪川郡にまたがる山。 - 高知県高知市の五台山。高知といえば、♬土佐の高知の はりまや橋で 坊さん かんざし 買うを みた♬です。このお坊さん、名を純信という。この五台山竹林寺のお坊さんだって…。
参考資料・サイト
- 五台山白毫寺 ⇒ クリック
- 達身寺 ⇒ クリック
- 丹波市の観光案所・丹波市観光協会 ⇒ クリック
- 丹波かたくり・達身寺・コスモスの花のホームページ ⇒ クリック
- 「円仁の弟子本聖がこの地に庵を結び、黒川の水中に不動尊像を感得して一宇を建立。」(木内尭央監修『国の宝を育てる - 最澄・その人と教え - 』鈴木出版, 1984, p.237)
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