[大阪・日本橋]
国立文楽劇場前の「旧跡二ツ井戸」
二つ並んだ井戸と銭座と「津の清」と「夫婦善哉」
二ツ井戸旧跡(ふたついどきゅうせき)
所在地:〒542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋1丁目12-10 国立文楽劇場前
( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )
[ 大阪・日本橋 旧跡二ツ井戸・国立文楽劇場前 ]
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「二ツ井戸旧跡(ふたついどきゅうせき)」って?
「二ツ井戸旧跡(ふたついどきゅうせき)」って石碑に書いてあるよ。
でもなんだろう?
江戸時代1634年頃からあったという「二ツ井戸」。気になるよね。
「二ツ井戸」とは、井戸が二つ並んでいるのが珍しくて話題の井戸だったらしい。たしかに、案内板にある井戸の絵では、二つ並んでいる。「摂津名所圖絵」寛政8年(1794年)では、名所の一つに選ばれていたそうだって。また、粟おこし屋「津の清(つのせ)」は、現在、「株式会社つのせ」としてあるからすごいよね。今でもつながる「二ツ井戸」にまつわる往き来は楽しいね。さっそく、おこしを食べながら「二ツ井戸」が知っている歴史の往来を探索しようっと。
[案内板「旧跡 二ツ井戸」]
二ツ井戸旧跡
二ツ井戸は当初、道頓堀の東、堀止めに江戸時代1634年ころからありました。
二つ並んで掘られた井戸は珍しく、寛政八年(1794年)の「摂津名所圖絵」には名所のひとつに選ばれ、「清泉にして此辺(このあたり)民家の用水とす」と記載されています。
当時この辺(あた)りは高津五右衛門町と呼ばれ銭座があり、寛永通宝など幾多の貨幣が二ツ井戸の水で鋳造されました、井戸が明治時代の都市計画の道路拡張で撤去されるのを惜しんだ、西側(現在の道頓堀一丁目東三-二三)にあった粟おこし屋「津の清(つのせ)」の当主が払い下げを受け店頭に移設しました。その後井戸に因(ちな)んで、町名も二ツ井戸町へと改名されました。その井戸は大阪を愛した作家織田作之助の代表作「夫婦善哉(めおとぜんざい)」にもたびたび登場します、移設時堀削された井戸の水は大正十二年、少し南方の日本橋三丁目に松坂屋大阪支店が建設されて以来水が出なくなってしまいました、先の第二次世界大戦時、昭和二十年の空襲の戦火で御影石の井戸枠がぼろぼろになり修復不可能となりました。
その後、昭和二十七年に西方の清津橋のたもと(江戸時代に店があった場所)へ移転した「津の清(つのせ)」の店頭に復元されました。三度も場所を変えた二ツ井戸は、その後も町の人に愛されながらも平成十二年に姿を消しました。
この度、銘板と標柱が見つかったのを期に、由緒ある井戸を後世に伝えようと、この地に再移築し復元いたしました。
二〇一二年四月
高津地区まちづくり推進協議会
会長 日根野谷 義之
(以上、案内板記載文より転載)
旧跡「二ツ井戸」 基本情報
( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )
正式名称 | 「二ツ井戸」碑 |
---|---|
英語表記 | - |
別称 | - |
所 在 地 | 〒542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋1丁目12-10 国立文楽劇場前 |
開館時間 | - |
休館日 | - |
入館料 | - |
問合せ先 | - |
駐車場 | - |
アクセス | Osaka Metro堺筋線・千日前線「日本橋駅」→徒歩約1分 |
そ の 他 | - |
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〒558-0002 大阪市住吉区長居西1丁目5番1号 - 独立行政法人日本芸術文化振興会 国立文楽劇場 公式サイト ⇒クリック
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TEL>06-6212-2531
〒542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10
最寄り駅:[地下鉄] 堺筋線・千日前線 日本橋駅 7番出口より徒歩約1分
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