[奈良]奈良公園のエビフライ
これって?
これなんだ?

これって、何だかわかる?

えつ?!
チキンナゲットのミイラ?

通称「海老フライ🍤」
奈良公園にムササビが松ぽっくりの柔らかなとこを食べた残り。
こないだ、とーだいじのとこ歩いて思い出した。
なんかの演習の時に、先生が教えてくれた。

これが、マツボックリ??
なんか食べ残しのチキンがそのまま数年置き去りにされた感じだね。

うむむ~
奈良公園の説明の中で、ムササビが多いと…。
その証拠にって、拾って見せてくれたのがコレだったよ。
それで、これを持ち帰りなさいと(笑)

ムササビは夜行性だったよね?
奈良公園を私が歩く日中はお目にかかったことがない。

そうそう、夜しゅんしゅんとんでるんだって( ◠‿◠ )
ほらこの通りって、例の海老フライをいくつも拾ってみせたよ。
と言う訳で、正解は「松ぼっくり」、びっくりだね。
参考情報
天狗の正体はムササビ?

おもしろい話しに、砂かけ婆や鵺(ぬえ)、そして天狗の正体はムササビだと言う説があるんだよ。動物学者の川道武男先生が妖怪と思われていたムササビの生態を、9年間かけて観察・調査したのがが『ムササビ -空飛ぶ座ぶとん- 』だ。この観察の場所が奈良公園だったと。
参考:
『ムササビ -空飛ぶ座ぶとん- 』の内容(「BOOK」データベースより)
山地から都市近郊の社寺林にも生息し、夜の森を秒速七~一三メートルで滑空するムササビ。1回の滑空の水平距離は20~30m。9年間976夜の観察・調査で個体識別した117頭から、1頭のメスと複数オスの一晩の交尾騒動、出産、子育て、食料事情と交尾の時期の関係など、これまで明かされていなかったムササビの生態の謎に迫る。
参考資料など
- 川道 武男『ムササビ -空飛ぶ座ぶとん- 』築地書館、2015/2
- 『常陸国風土記』那賀略記
- 『播磨国風土記』託賀郡(多可郡)
- 柳田國男『ダイダラ坊の足跡』中央公論社、1927年4月
- 柳田國男『妖怪談義』講談社、1977年
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