[奈良・斑鳩] 法起寺(ほっきじ)・創建時の三重塔は現存最古の塔

[奈良・斑鳩] 法起寺(ほっきじ)・創建時の三重塔は現存最古の塔

法起寺(ほっきじ) TEL:0745-75-5559 〒636-0102 奈良県斑鳩町岡本1873
( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )

法起寺(ほっきじ)・創建時の三重塔は現存最古の塔

[ 法起寺(ほっきじ)]

 

 

ワンポイント情報☆彡

 

これまでのワンポイント情報☆彡

 

法隆寺伽藍拝観および法起寺拝観停止:
2020年4月23日(木)~5月6日(水)・法隆寺全伽藍(西院伽藍・大宝蔵院・東院伽藍)および法起寺の拝観停止、中宮寺も拝観停止。※新型コロナウイルス感染拡大防止の為。

御会式: 2019年4月1日(月) 於 法起寺 講堂

 

 

 

 ここが「法起寺(ほっきじ)」だよ。
 1993年(平成5年)、世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として法隆寺とともに登録されたんだよ。


 ところで、法起寺の三重塔は、現存最古で最大規模って聴くけど…。

 

 そうだね。
 この三重塔は、現存最古で最大規模って言われているね。
創建は、慶雲3年(706年)、その後、幾度かの大修理が行われので、当初の形式はわからないらしいけど、昭和45年からの解体修理の時に、それまでの研究成果をもとに復元され、現在に至っているんだって。

 

 

 

 

 

 

 

 


法起寺(ほっきじ) 概要

( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト)

名 称 法起寺(ほっきじ・ほうきじ)
別称 岡本尼寺、岡本寺、池後寺(いけじりでら)、池後尼寺
所在地 〒636-0102 奈良県斑鳩町岡本1873
山号 岡本山
宗旨 聖徳宗
寺格 -
本尊 十一面観音菩薩
創建年 伝・ 舒明天皇10年(638年)
開基 山背大兄王
札所等 聖徳太子霊跡17番
大和北部八十八ヶ所霊場 第52番
文化財 [ 国宝 ] 三重塔。
[重要文化財] 木造十一面観音立像、銅造菩薩立像。
[世界遺産]1993年(平成5年)「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として登録。
拝観時間 ※閉館時間が近づくと入れない施設あり。
期間 拝観時間
2/22~11/3 08:00~17:00
11/4~2/21 08:00~16:30
休日 年中無休
電話 TEL:0745-75-5559
拝観料
  一般 小学生
個人 300円 / 人 200円 / 人
※団体30名以上。
※障がい者割引あり。
駐車場 有り(無料)
アクセス ・近鉄「郡山」駅→バス「法起寺経由法隆寺前」行→「法起寺」下車スグ。
・JR「法隆寺」駅→ 徒歩約40分。
その他  

 

 

 

法起寺(ほっきじ)・創建時の三重塔は現存最古の塔

[法起寺(ほっきじ)・創建時の三重塔は現存最古の塔]

 


法起寺(ほっきじ)の歴史

 

  •  
  • 推古14年(606年) 伝・聖徳太子が法華経を講説された(岡本宮)。
  • 推古30年(622年)2月22日 聖徳太子臨終の遺命を受け、長子の山背大兄王が、宮殿(岡本宮)を改めて寺にしたことに始まる。 (『聖徳太子伝私記』に記録する三重塔にあった露盤銘により判明。)
  • 舒明10年(638年) 福亮僧正が聖徳太子のために、弥勒像一躯と金堂を造立。
  • 天武14年 (685年) 恵施僧正が宝塔の建立を発願。
  • 慶雲3年(706年)3月 伝・三重塔の露盤を作った。
  •  
  •  

 

 

めもめも(知っ得情報)

 

  •  
  • 聖徳太子建立七大寺

  • 法隆寺(斑鳩寺):奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
  • 広隆寺(蜂丘寺):京都府京都市右京区太秦蜂岡町32
  • 法起寺(池後寺、尼寺):奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873
  • 四天王寺:大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
  • 中宮寺(尼寺):奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2
  • 橘寺(聖徳太子生誕地):奈良県高市郡明日香村大字橘
  • 葛木寺(尼寺):候補地 和田廃寺(橿原市)、尼寺廃寺(香芝市)、朝妻廃寺(御所市)。

 

  • 南都七大寺(なんとしちだいじ)

  • 奈良時代に平城京(南都・奈良)と周辺にあった朝廷の保護を受けた七つの大寺をいう。
  • 1.興福寺(こうふくじ) 奈良市登大路町  ⇒ クリック
  • 2.東大寺(とうだいじ) 奈良市雑司町   ⇒ クリック
  • 3.西大寺 (さいだいじ) 奈良市西大寺芝町  ⇒ クリック
  • 4.薬師寺(やくしじ)  奈良市西ノ京町  ⇒ クリック
  • 5.元興寺(がんごうじ) 奈良市中院町   ⇒ クリック
  • 6.大安寺(だいあんじ) 奈良市大安寺   ⇒ クリック
  • 7.法隆寺(ほうりゅうじ)生駒郡斑鳩町   ⇒ クリック

 

【参考資料】

 

  • 『法隆寺伽藍縁起并流記資財帳』(成立期;天平19年(747))
     竹内理三編『寧楽遺文 中巻』東京堂, 1962年9月

  •  
  • 『興福寺流記』(成立期:平安時代末期頃)
    『大日本仏教全書128 興福寺叢書第一』潮書房, 1931年4月
  •  
  • 元興寺仏教民俗資料刊行会編『智光曼荼羅』東京電機大学出版局、1969年
  •  
  •  
  • 東野治之『鑑真 』岩波新書, 2009/11
  • 西山明彦,滝田栄(著)『新版 古寺巡礼奈良(8) 唐招提寺』淡交社, 2010/11
  •  

 


参考サイト

 

 

  • [奈良] 南都七大寺・法隆寺(ほうりゅうじ)
2024年01月02日