[奈良] 開催履歴・特別開帳・中金堂安置「厨子入り木造吉祥天倚像」 ・興福寺中金堂

[奈良] 開催履歴
特別開帳・中金堂安置「厨子入り木造吉祥天倚像」
・興福寺中金堂

興福寺(こうふくじ) TEL:0742-22-7755 〒630-8213 奈良県奈良市登大路町48
( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )

興福寺中金堂・約300年ぶりに再建・平成30年10月20日(土)から一般拝観

[ 三百年の時を経てよみがえった 興福寺 中金堂(こうふくじちゅうこんどう)]

 

 

 

 

 


特別開帳・中金堂安置「厨子入り木造吉祥天倚像」


 これって?
 オペラグラス持って行ってので良かったよ。
 お厨子に入っているので、普通だとちょっと見えにくいモノもみえたよ。

 

 こちらの吉祥天倚像は、中金堂本尊釈迦如来像の背面に、北向きに安置されている。
 正月の『吉祥会(きっしょうえ)』の本尊像になります。お像内に種子曼荼羅(しゅしまんだら)を墨書する紙と五穀や五宝などが納められていたという。

 

 このお厨子も、すっごい豪華なんだよね。

 

 

 このお厨子は春日厨子になります。扉は、正面に開き、扉の裏面に梵天(ぼんてん)像と帝釈天(たいしゃくてん)像、奥の壁には、胡粉下地(ごふんしたじ)に七宝山図(しっぽうさんず)を極彩色で描いているから、豪華ですね。

 

特別開帳・中金堂安置「厨子入り木造吉祥天倚像」・リーフレットより

[特別開帳・中金堂安置「厨子入り木造吉祥天倚像」・リーフレットより]

 

 

 

 

 

 

中金堂安置「厨子入り木造吉祥天倚像」 基本情報☆彡

 

名 称 厨子入り木造吉祥天倚像(ずしいりもくぞうきっしょうてんいぞう)
別称 -
安置場所 興福寺 中金堂
文化財 重要文化財
制作時代 南北朝時代
主な特長 桧材・一木造・彩色・彫眼
像高 像高64.3cm
厨子 春日厨子
厨子高 102.0cm

 

知っ得情報☆彡

 

  • 吉祥天は、ヒンズー教の水神ラクシュミー神。仏教では、美と幸運、富と繁栄、財産と智恵を授ける神として信仰されるようになる。
  • 台座裏の墨書からは、唐招提寺第十代長老慶円が御衣木加持と開眼導師を勤め、仏師寛慶が造り、絵師命尊が彩色を施し、暦応3年(1340年)5月晦日に供養を終え、その翌日に唐招提寺から興福寺に来られたと知られている。
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参考・資料・サイトなど

  • 『興福寺流記』(成立期:平安時代末期頃)
    『大日本仏教全書128 興福寺叢書第一』潮書房, 1931年4月
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  • 元興寺仏教民俗資料刊行会編『智光曼荼羅』東京電機大学出版局、1969年
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  • 東野治之『鑑真 』岩波新書, 2009/11
  • 西山明彦,滝田栄(著)『新版 古寺巡礼奈良(8) 唐招提寺』淡交社, 2010/11
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日本各地の伝説

 

 




 



2018年12月28日