[文楽] 人形浄瑠璃・義太夫節と大阪

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これって?

 


これなんだ?

 

 えっ、文楽(ぶんらく)? 文楽ってよく耳にするけど・・・

 

 そうそう。「文楽」は、太夫の耳で聞く語り物(かたりもの)と伴奏の三味線が「浄瑠璃」、これと視覚に訴える「人形」が一体となった総合芸術なんだって。人形浄瑠璃文楽は、日本を代表する伝統芸能の一つなんだよ。太夫・三味線・人形は歴史的には別々に発達してきたけど、16世紀末に偶然結びついて成立した芸能なんだって。江戸時代の初期にあやつり人形からはじまり人形浄瑠璃と呼ばれるようになり、2003年にユネスコ無形文化遺産に登録されたんだよね。

 人形浄瑠璃って、演劇(芸能)のジャンルの名称なんだ。そっか、その中に、文楽という流派があるんだね。

 あとね、この「浄瑠璃(じょうるり)」って今ひとつわかりにくい言葉なんだよね。このあいだ広辞苑を引きずり出して調べてみたけど、よけいわからなくなっちゃったよ。

 そうだね。時代によって浄瑠璃の意味はかわるけど、ここでの浄瑠璃は、三味線を伴奏に、太夫が劇中の人のセリフや仕草などを、語っていくんだな。このため浄瑠璃を口演することは「歌う」ではなく「語る」と言っている。浄瑠璃系統の音曲をまとめて語り物(かたりもの)と呼ぶのはこうしたことからです。

 

 文楽の浄瑠璃は、義太夫節と言われ、大阪が発祥の地。もう300年以上の歴史が脈々と受け継がれているよ。太夫は、場面の情景、物語の背景、登場人物の言葉など全てを一人で語り分ける凄技の持ち主。喜怒哀楽を言葉で巧み表現できる貴重な語りは、聴く人の心に響きますね。

床本は、太夫が舞台で使用する段ごとの本。1ページ五行でかかれている。太夫が自分で書くことが多いとか。師匠から受け継がれることも多い大切な物。

[床本]

 

 三味線は太夫の語りと一体となって、音の一つ一つに背景や心情を表現していくんだね。
人形は、一体を三人の人形遣いがあやつるんだよ。「主遣(おもつか)い」、「左遣い」そして「足遣い」の3人だよ。代表的なかしらには、「文七」「源太」「娘」「老女方(ふけおやま)」などがあり、役柄にあわせて、髪型が変えられ、顔もその都度塗り替えられて、同じかしらでも役柄の性格、境遇などで表情が変わって見えるから不思議なんだよね。

 



 

 

参考資料・サイトなど

 

日本各地の伝説

 

 




 



  • [文楽] 人形浄瑠璃・義太夫節と大阪
2015年10月01日