[京都・八瀬] 旧跡かまぶろ・八瀬(やせ)かまぶろ・竃風呂・古来の入浴・京都洛北・八瀬大橋畔
旧跡かまぶろ・京都市左京区八瀬近衛町239 八瀬かまぶろ温泉「ふるさと」敷地内
[ 旧跡かまぶろ・京都市左京区八瀬近衛町 ]
まず、この「八瀬」って何て読むかわからなかったよ。
「はっせ」って読むのかと思っていけど、「やせ」って読むんだね。たしかに「かまぶろ」はサウナみたいだから、ヤセるよね(笑´∀`)
この「かまぶろ」をみると圧倒されるよね。
この竃(かま)の中はタタミ6畳位の広さで、この竃の中を10数時間焚いて、竃の中の壁が火熱してから焚火を出して、床に荒筵を敷き、塩水をまいてむんむんする中に入ったらしいよ。
たしかに、蒸し蒸し サウナみたいだね。こうした入浴の方法を考えついたね。
[ 旧跡かまぶろ・京都市左京区八瀬近衛町 ]
でも、これってどこから入るのかしら?
どうみても、入るとこはここしかないよね。
そうそう、公家の山科言経の日記『言経卿記』の文禄4年(1595)4月4日条にみえるのが初見なんだって。この八瀬という地名伝承では、壬申の乱で大海人皇子が背に矢を受け、この窯風呂に入って傷を癒したところから「矢背(八瀬)」というようになったと。
[京都市登録有形民俗文化財・八瀬かまぶろ ]
そうそう、今ではこの方式のかま風呂は「ふるさと」と「山ばな平八茶屋」で体験できるよ。
周辺スポット情報・行雲流水
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参考資料とリンク
- 旧跡かまぶろ「八瀬かまぶろ」京都市登録有形民俗文化財 ⇒ クリック
- 山科言経の日記『言経卿記』の文禄4年(1595)4月4日条にみえるのが初見。