[浜松・西伊場] 梶子遺跡(かじこいせき)・発掘調査・公開発掘・現地説明・報告会まとめ☆彡


梶子遺跡(かじこいせき)
発掘調査・公開発掘・現地説明・報告会まとめ☆彡

浜松市地域遺産センター TEL:053-542-3660 浜松市北区引佐町井伊谷616-5
( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )

浜松城跡の発掘調査・天守台南側の天守曲輪付近

[伊場遺跡群・梶子遺跡・発掘調査現地(中央の凹みが大溝/川の跡) ]

 

ワンポイント情報☆彡

  •  
  • 梶子遺跡 23次発掘調査現地説明会:2019年3月3日(日)①10:00~②13:00~
  • 浜松市文化財課は、平成30年12月より発掘調査を実施。奈良・平安時代の大溝(川の跡)が見つかり、奈良時代の木簡や墨書土器などが出土。

 

これまでの・速報展・報告会まとめ☆彡


  • 浜松教育委員会『梶子遺跡21次』2015/03
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡18次』2017/03
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡17次』2016/03
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡16次』2015/03
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡15次』2014/03
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡14次』2013/03
  • (財)浜松市文化振興財団『梶子遺跡13次』2012/03
  • (財)浜松市文化振興財団『梶子遺跡12次』2008/09
  • (財)浜松市文化振興財団『梶子遺跡11次』2010/03
  • (財)浜松市文化協会『梶子遺跡Ⅹ』2004/02
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡(その2)』1997/05
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡Ⅸ付録』34455
  • (財)浜松市文化協会『梶子遺跡Ⅸ』1994/03
  • (財)浜松市文化協会『梶子遺跡Ⅷ』1991/12
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡発掘調査概要』1984/03
  • 浜松遺跡調査会『国鉄浜松工場内遺跡第Ⅶ次発掘調査概報』1983/12
  • 浜松遺跡調査会『国鉄浜松工場内(梶子)遺跡第Ⅵ次発掘調査概報』1983/05
  • 浜松遺跡調査会『国鉄浜松工場内遺跡発掘調査報告書Ⅴ』1980/01
  • 浜松教育委員会『国鉄浜松工場内遺跡発掘調査概報Ⅳ』1979/09
  • 浜松教育委員会『国鉄浜松工場内遺跡発掘調査概報Ⅲ』1978/03
  • 浜松教育委員会『国鉄浜松工場内遺跡発掘調査略報Ⅱ』1977/06
  • 浜松教育委員会『国鉄浜松工場内発掘調査略報』(非公式刊行物)1976

 

 

 











平成31年3/3(日)
梶子遺跡発掘調査・現地説明会 ・まとめ

「梶子遺跡発掘調査・現地説明会」が、梶子遺跡の発掘現場にて開催された。

  • 「梶子遺跡 23次発掘調査・現地説明会」
  • 開催日 : 平成31年3月3日(日)荒天時中止 
    開催時間: ①10:00~、②13:30~(計2回・各回1時間程度説明)
    集合場所:梶子遺跡 23次発掘調査現場
    内 容: 発掘調査現場の解説・梶子遺跡出土品の見学。 ※調査担当職員が説明。
    申 込: 不要(直接会場へ)
    費 用: 無料
    駐車場: 有り(無料・発掘調査現場)
    問合先: TEL:053-542-3660 浜松市地域遺産センター 
  • 23次発掘調査地点・南より
  • [23次発掘調査地点・南側より撮影(2019/3)]
  • 23次発掘調査地点・大溝部分を撮影(2019/3)[23次発掘調査地点・大溝部分を撮影(2019/3)]
  • 23次発掘調査地点・北側より撮影[23次発掘調査地点・北側より撮影(2019/3)]
  •  
  • 浜松市地域遺産センタ ⇒クリック



梶子遺跡(かじこいせき)の発掘調査 まとめ☆彡

浜松市文化財課(浜松市地域遺産センター)は、平成30年12月より実施していた梶子遺跡の発掘調査の成果報告をする現地説明会を2019年3月3日(日)に実施しました。

 

どんな発掘調査なの?

 

この梶子遺跡は、JR東海浜松工場の一帯に広がっている遺跡で、隣接する伊場遺跡や城山遺跡などとともに伊場遺跡群と呼ばれています。
  これまでの発掘調査では、弥生時代の環濠集落や、奈良・平安時代の郡役所の跡などがみつかっていて、奈良・平安時代の敷智郡(ふちぐん)の郡家が置かれていたことなどが明らかになっています。また、遺跡の規模や出土品の量などからも浜松市内でも最大規模の遺跡です。
 今回は、23次発掘調査となり、新たに住宅地として開発されるところの道路の予定部分に対しての発掘調査となっています。

この遺跡の中を蛇行して流れてた川の跡を、大溝と呼んでるんだ。

 

今回の発掘調査でも大溝が見つかったんですね。
 Ⅲの部分が鎌倉時代の地層でで、Dの部分が川底なんだって。

 

23次発掘調査地点・大溝部分を撮影(2019/3)

[23次発掘調査地点・大溝部分を撮影(2019/3)]

 

今回、見つかつた大溝は、堆積土の特徴や出土品の時期などから、伊場大溝の上流部分と考えられ、これまで最上流部とした所からさらに300m以上長くなることが明らかになったのです。したがって、これまでに見つかつた範囲で長さ2 kmにもなります。そして、ここからの木簡や墨書土器はとても良い状態で出土されるのもこの遺跡の特徴でもあるのです。

 

登呂遺跡みたいだね。
 今回も大溝の中から木簡がみつかったと聞きましたけど…。

 

この木簡は、長さ34cm、幅6・3cm、厚さ1・4cmで、裏には箱にはめ込むような溝があることや、表面の「筆墨紙櫃」と書かれていることから、文書箱のふたと推定できるのではと…。

 

23次発掘調査地点・「筆墨紙櫃」と書かれた木簡(2019/3)

[23次発掘調査地点・「筆墨紙櫃」と書かれた木簡(2019/3)]

 

木簡の他には、どんなのが出土の?

 

奈良時代から平安時代にかけての墨書土器が、5点出土。
 この下の写真中央の土器は、奈良時代の杯(つき)なんだけど、底面に「主政川前」と墨書されているんだ。この墨書の意味がが興味深いね。
この「主政川前」の主政(しゅせい)は、令制で郡司の第三等官、つまり「大領」、「少領」の下位が「主政」なので、地位を表わし、「川前」は人名と考えられます。

 

23次発掘調査地点・「主政川前」と書かれた杯(つき)(2019/3

[23次発掘調査地点・「主政川前」と書かれた杯(つき)・写真真ん中(2019/3)]

 

とにかく、出土状態の良いのには、びっくりだね。「刀子(とうす)」や弥生時代の「鍬(くわ)の作りかけ」や「タモ網の枠」など当時の息づかいが伝わってくる感じがするね。

 

 


 梶子遺跡(かじこいせき)

( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )

  •  
  • 行き方 : JR「浜松駅」北口→バスターミナル遠州鉄道バス5番のりば・志都呂宇布見線「入野・志都呂・山崎方面」行乗車→「西伊場」下車→徒歩約5分。
  • 駐車場 : -
  • 問合先 : TEL:053 542 3660 浜松市地域遺産センタ

 

 



これまでの梶子遺跡発掘調査☆彡

履歴


梶子遺跡 23次発掘調査現地説明会
2019年3月3日(日)①10:00~②13:00~

梶子遺跡 23次発掘調査現地説明会:2019年3月3日(日)①10:00~②13:00~

  • 「梶子遺跡 23次発掘調査・現地説明会」
  • 開催日 : 平成31年3月3日(日)荒天時中止 
    開催時間: ①10:00~、②13:30~(計2回・各回1時間程度説明)
    集合場所:梶子遺跡 23次発掘調査現場
    内 容: 発掘調査現場の解説・梶子遺跡出土品の見学。 ※調査担当職員が説明。
    申 込: 不要(直接会場へ)
    費 用: 無料
    駐車場: 有り(無料・発掘調査現場)
    問合先: TEL:053-542-3660 浜松市地域遺産センター 

 

 

  • 調査名 : 調査期間     ・ 調査面積・ 主な時代
  • 梶子21次:2014/10~2015/04 ・ 498㎡ ・ 弥生・奈良・平安
  • 梶子18次:2015/04~2016/04 ・ 1656㎡ ・ 弥生~中世
  • 梶子17次:2015/04~2016/04 ・ 2016㎡ ・ 弥生~中世
  • 梶子16次:2014/04~2014/03 ・ 4754㎡ ・ 縄文~近世
  • 梶子15次:2012/04~2013/03 ・ 4399㎡ ・ 弥生~戦国
  • 梶子14次:2011/06~2012/03 ・ 2871㎡ ・ 弥生~戦国
  • 梶子13次:2010/06~2010/11 ・ 1606㎡ ・ 弥生~戦国
  • 梶子12次:2008/05      ・ 188㎡  ・ 弥生~鎌倉
  • 梶子11次:2008/06~2008/11 ・ 1195㎡ ・ 弥生~戦国
  • 梶子10次:2001/01~2002/08 ・ 2252㎡ ・ 弥生~平安
  • 梶子1994:1994/12~1995/01 ・ 31㎡ ・ 弥生~奈良
  • 梶子9次:993/03~1993/04  ・ 40㎡ ・ 弥生~平安・戦国
  • 梶子9次:1992/07~1992/12  ・ 2000㎡ ・ 弥生~平安・戦国
  • 梶子8次:1990/08~1990/12  ・ 2493㎡ ・ 弥生・奈良
  • 梶子1983:1983/11~1984/02 ・ 233㎡ ・ 弥生
  • 梶子7次:1982/10~1983/03  ・ 1401㎡ ・ 弥生~平安
  • 梶子6次:1982/05~1982/12  ・ 1747㎡ ・ 弥生~平安
  • 梶子5次:1979/10~1979/12  ・ 360㎡ ・ 弥生
  • 梶子4次:1978/12~1979/02  ・ 520㎡ ・ 弥生
  • 梶子3次:1978/02~1978/03  ・ 288㎡ ・ 弥生・古墳
  • 梶子2次:1977/01~1977/05  ・ 200㎡ ・ 弥生
  • 梶子1次:1976/12       ・ 40㎡  ・ 弥生

 

 

 

 

 

 

これまでの調査資料

 

  • 浜松教育委員会『梶子遺跡21次』2015/03
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡18次』2017/03
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡17次』2016/03
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡16次』2015/03
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡15次』2014/03
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡14次』2013/03
  • (財)浜松市文化振興財団『梶子遺跡13次』2012/03
  • (財)浜松市文化振興財団『梶子遺跡12次』2008/09
  • (財)浜松市文化振興財団『梶子遺跡11次』2010/03
  • (財)浜松市文化協会『梶子遺跡Ⅹ』2004/02
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡(その2)』1997/05
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡Ⅸ付録』34455
  • (財)浜松市文化協会『梶子遺跡Ⅸ』1994/03
  • (財)浜松市文化協会『梶子遺跡Ⅷ』1991/12
  • 浜松教育委員会『梶子遺跡発掘調査概要』1984/03
  • 浜松遺跡調査会『国鉄浜松工場内遺跡第Ⅶ次発掘調査概報』1983/12
  • 浜松遺跡調査会『国鉄浜松工場内(梶子)遺跡第Ⅵ次発掘調査概報』1983/05
  • 浜松遺跡調査会『国鉄浜松工場内遺跡発掘調査報告書Ⅴ』1980/01
  • 浜松教育委員会『国鉄浜松工場内遺跡発掘調査概報Ⅳ』1979/09
  • 浜松教育委員会『国鉄浜松工場内遺跡発掘調査概報Ⅲ』1978/03
  • 浜松教育委員会『国鉄浜松工場内遺跡発掘調査略報Ⅱ』1977/06
  • 浜松教育委員会『国鉄浜松工場内発掘調査略報』(非公式刊行物)1976

 


参考資料・サイト

  • 光明山古墳>遺跡の発掘状況>はままつの文化財 ⇒ クリック
  • 光明山古墳:静岡県『静岡県史』通史編1 原始・古代、平成6年3月、p. 219,245,404
  • 浜松市役所『浜松市史 1』昭和43年3月
  • 光明山光明寺 ⇒ クリック

  • 「遠州浜松城絵図」・浜松市文化遺産デジタルアーカイブ(浜松市立中央図書館)⇒ クリック
  • 浜松市文化遺産デジタルアーカイブ(浜松市立中央図書館) ⇒ クリック
  • 遺跡の発掘状況>はままつの文化財 >浜松市地域遺産センタ ⇒ クリック
  • 浜松市地域遺産センター 公式サイト ⇒ クリック
     TEL 053-542-3660  〒431-2212 静岡県浜松市北区引佐町井伊谷616-5
  • はままつの文化財・浜松市 ⇒クリック
    浜松市役所市民部文化財課 TEL:053-457-2466 〒430-8652 浜松市中区元城町103-2
  • 浜松城・浜松市役所 ⇒ クリック
  • 浜松城・遠鉄アシスト ⇒ クリック
  • 駿府城跡天守台発掘調査「発掘情報館 きゃっしる」別館 ⇒ クリック
  •  
  • 龍潭寺 公式ページ ⇒ クリック
     井伊家の歴史、年表も掲載されている。
     053-542-0480 431-2212 静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989
  • 井伊美術館 公式ページ ⇒ クリック
     日本唯一の甲冑武具・史料考証専門の美術館として有名。
  •  
  • 浜松市みをつくし文化センター 公式ページ ⇒ クリック
  • 浜松市引佐多目的研修センタ  ⇒ クリック
     TEL:053 542 0250 〒431-2212 浜松市北区引佐町井伊谷248-186
  • 井伊美術館(京都市東山区花見小路四条下ル) 公式サイト ⇒ クリック



2019年03月04日