佐鳴湖と歴史(伊能忠敬の足跡)
佐鳴湖
これ、佐鳴湖ダニ。
これが、佐鳴湖。
湖畔整備されててきれいそう。
冬は、寒いぶん、風がある、風があるから遠くが見えるよ(笑)
富士山見えるら~
佐鳴湖のデータ
名 称 | 佐鳴湖 |
---|---|
面積 | 1.13 km² |
周囲長 | 5.5 km |
平均水深 | 2.0 m |
最大水深(湖心) | 2.5m |
水面標高 | 10 m |
水容積 | - m³ |
流出先 | |
透明度 | 0.48 m |
備考 | 汽水 / 過栄養湖 |
佐鳴湖と伊能忠敬
写真:【 記念碑 】伊能忠敬の偉業、日本最初の実測精密地図『大日本沿岸興池全図』を称え、(社)静岡県測量設計協会西部支部が従事者により平成3年6月3日の「測量に日」を記念して記念碑を設置。
伊能忠敬は、測量のため浜松に二度来ているという。
初めは享和3年(1803年)、遠州灘海岸線を測量し浜松に宿泊。2度目は文化2年(1805年)、江戸から東海道を測量して3月16日に浜松に来ている。
「此夜晴天測量…」と『伊能忠敬日記』にあり、17日は浜松から舞坂までを測り、舞坂宿本陣に一泊。18日は浜名湖や佐鳴湖を測った後、入野村で酒造業を営む竹村又右衛門の家へ。忠敬は竹村家の裏から「佐鳴ケ浦(佐鳴湖)」を眺め、遠くに見える富士山を測量と。そして、翌日は佐鳴湖から、志都呂、宇布見を測る。塩浜が多く手間取ったとある。
参考資料
- 日本国際地図学会, 伊能忠敬研究会『伊能図―東京国立博物館蔵伊能中図原寸複製』武揚堂, 2002/05
- 日本国際地図学会, 伊能忠敬研究会『伊能図 -東京国立博物館蔵伊能中図原寸複製-』武揚堂, 2002/05, p. 133
佐鳴湖(浜松市中区)って、1つの川、新川を通してつながっているよ。
湖内の北部に礫島(つぶてじま)、南端には弁天島。
この浜名湖のカタチの成り立ちには、遠州地方に伝わる「ダイダラボッチ」の伝説がおもしろいよ。これも読んでみようね。