[東京・品川]
品川宿(しながわしゅく)・東海道五十三次1番目の宿
品川宿 〒140-0001 東京都品川区東品川1丁目30-21
( 最新情報は公式ページ・問合せ先にてご確認下さい。⇒ 公式サイト )
[品川宿(しながわしゅく)]
ワンポイント情報☆彡
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東海道五十三次 1番目の宿場・品川宿(しながわしゅく)
JR品川駅から「品川宿」って近いと聞いてたけど?
JR品川駅の港南口(東口)から、聖蹟公園(せいせき)までテクテク歩いて20分だったよ。京浜急行「北品川」駅からだとすぐに「東海道品川宿入り口」の石碑の指さし印にしたがって旧東海道へ、そこをテクテクすると「旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会」の立てた案内板がいくつもあるので、そこの解説を読みながら旧東海道をたどり往時を偲びながら品川宿を歩き、神社仏閣などを参詣しながら行くのが楽しいかも。
[東海道品川宿入り口・道しるべ]
[黒門横町(くろもんよこちょう)・案内板]
えっ、聖蹟公園(せいせきこうえん)って?
聖蹟公園は、品川宿の本陣跡なんだ。遺構などは残っていないけど遺跡碑が立っているよ。この公園の名前の由来は、本陣に明治天皇がお泊まりになったことからだよ。
[品川宿の本陣跡遺跡碑]
品川宿は、「江戸四宿」の一つ、東海道五十三次の宿場で東海道の第一の宿なんだね。
「お江戸日本橋七ツ立ち 初上り 行列そろえて~ あれわいさのさ~♬」
「こちや 高輪~♬」で、夜明けの提灯消したんだったね。
それから「恋の品川 女郎衆に 袖ひかれ~♬」と、品川宿が出てくるね。
品川宿は、五街道の中でも、西国への陸路・海路の江戸玄関口として大いに賑わっていたんだ。
目黒川の河口の品川湊もあったから、中山道の板橋宿、甲州街道の内藤新宿、日光街道・奥州街道の千住宿の「江戸四宿」の中でも随一の賑わいだったようです。
「恋の品川 女郎衆に 袖ひかれ~♬」も気になるけど?
「恋の品川~♬」なんて、気になりますよね。
この品川宿は、吉原に次ぐ遊里としても賑わってたんです。
享保三年(1718年)に、幕府が江戸四宿(品川宿、板橋宿、内藤新宿、千住宿)の旅籠屋に飯盛女の名目で遊女を置くことを公認した。公認当初は旅籠屋一軒につき2人が定数だったが、その後その数は増加して、明和元年(1764年)には品川宿全体で500人もの飯盛女が許可されたそうです。しかし、品川宿を除く三宿では150人しか許可されなかつた。実際には、常時1,000人をこえる飯盛女が遊女として営業していたというから、品川宿の賑わいの一面がうかがえますね。
また、品川宿は御殿山の桜、潮干狩りや海晏寺(かいあんじ)の紅葉などと江戸屈指の名所でもあったのです。
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[東海道・品川宿 案内板]
東海道 品川宿 概要☆彡
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名 称 | 東海道 品川宿 |
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別称 | 品川宿(しながわしゅく・しながわじゅく) |
所在地 | 〒140-0001 東京都品川区北品川1~2 ・ 南品川1~3 |
概要・沿革 | 東海道の品川宿、「江戸四宿」の一つ、東海道五十三次の宿場で東海道の第一の宿なんだね。江戸の日本橋から西へ2里(約7・9km)に位置する。 当初は目黒川を境にして、南の南品川宿、北の北品川宿から成っていたが、享保7年(1722年)に北品川宿の北にあった宿、歩行新宿(かちしんしゅく)が宿場として成立、以後この三宿で品川宿となる。 町並の長さは、現在の北品川1丁目~南品川3丁目までの約2kmであった。文政年間(1818~30年)の品川宿には、本陣 1軒、脇本陣 2軒、旅籠が約80数軒ほどがあった。 |
概要・特色 | 品川宿は、五街道の中でも、西国への陸路・海路の江戸玄関口として大いに賑わっていたんだ。目黒川の河口の品川湊もあったから、中山道の板橋宿、甲州街道の内藤新宿、日光街道・奥州街道の千住宿の「江戸四宿」の中でも旅籠屋数はもとより参勤交代の大名の通過数においても随一の賑わいだったようです。 |
見 所 | 問答河岸の碑:品川区北品川1-22 土蔵相模跡:品川区北品川1-22 利田神社(かただじんじゃ)・鯨塚:品川区東品川1-7-17 御殿山下砲台:品川区東品川1-8 品川宿本陣跡(現在、聖蹟公園):品川区北品川2-7-21 品川神社(しながわじんじゃ)・富士塚:品川区北品川3-7-15 荏原神社(えばらじんじゃ):品川区北品川2-30-28 創建 和銅2年(709年) 天妙国寺(てんみょうこくじ):品川区南品川2-8-23 品川寺(ほんせんじ):品川区南品川3-5-17 妙蓮寺(みょうれんじ):品川区南品川1-1-1 海蔵寺(かいぞうじ):品川区南品川4-4-2・品川宿の投げ込み寺 清光院(せいこういん):品川区南品川4-2-35 細川家墓所:品川区北品川3-11 東海寺(とうかいじ):品川区北品川3-11-9 沢庵禅師の墓:[国史跡] 品川区北品川4-11-1 品川浦:品川区東品川1-7 善福寺:品川区北品川1-28-9 法禅寺:品川区北品川2-2-14 寄木神社(よりきじんじゃ):品川区東品川1-35-8 |
問合せ先 | TEL : 03-3472-4772 FAX : 03-3472-4770 品川宿交流館 〒140-0001 東京都品川区北品川2-28-19 |
アクセス | 【電車】 JR東海道本線「品川」駅下車・港南口(東口)~約5分。 京浜急行「北品川」駅下車・~徒歩約2分 |
駐車場 | 無し・近在駐車場へ |
その他 |
周辺グルメ情報☆彡
- 割烹 牧野(こはるけん)
TEL:03-3471-3797 〒140-0001 東京都品川区北品川2丁目19-2
営業時間:月~金・ [昼] - [夜] 17:30~23:00
定休日:日曜、月曜祝日の場合は日曜月曜連休
アクセス:京浜急行線「新馬場」駅・北口→徒歩約1分
ワンポイント:創業1934年創業、「ミシュランガイド東京2018」で、5,000円以下の価格帯で楽しめるレストラン「ビブグルマン」に。
公式サイト ⇒クリック
めもめも(知っ得情報)
- 江戸端唄(はうた)に海晏寺の紅葉の歌がある。
- あれ見やしゃんせ 海晏寺 真間(まま)や高雄(たかお)や竜田(たった)でも 及ぶまいぞえ 紅葉狩り
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東京十社(とうきょうじっしゃ)
- 社名(通称・別名)・社格・鎮座地
- 根津神社(根津権現)・府社・文京区根津
- 芝大神宮(芝神明宮・飯倉神明宮)・府社・港区芝大門
- 神田神社(神田明神)・府社/別表・千代田区外神田
- 日枝神社(山王権現)・官幣大社/別表・千代田区永田町 詳細⇒クリック
- 亀戸天神社(東宰府・亀戸天満宮・)・府社・江東区亀戸
- 白山神社( - )・郷社・文京区白山
- 品川神社(北の天王、北品川稲荷社)・郷社・品川区北品川
- 富岡八幡宮(深川八幡・八幡神)・府社/別表・江東区富岡
- 王子神社(王子権現)・郷社・北区王子本町
- 赤坂氷川神社( - )・府社・港区赤坂
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東京三鳥居
- 鳥居の柱に龍が細工されている石鳥居「双龍鳥居」がある。
左の柱に昇り龍、右には降り龍。 - 東京都内で双龍鳥居のある寺社は
- 宿鳳山 高円寺(しゅくほうざんこうえんじ)・東京都杉並区高円寺南4-18-11
- 馬橋稲荷神社(まばしいなりじんじゃ)・東京都杉並区阿佐谷南2-4-4
- 品川神社(しながわじんじゃ)・東京都品川区北品川3-7-15
参考サイト
- 一般社団法人しながわ観光協会 ⇒ クリック
TEL:03-5743-7642
〒140-0014 東京都品川区大井1-14-1 大井1丁目共同ビル1F
- 旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会 ⇒ クリック
TEL : 03-3472-4772 FAX : 03-3472-4770
〒140-0001 東京都品川区北品川2-28-19 品川宿交流館
- 品川神社(しながわじんじゃ) ⇒ クリック
TEL 03-3474-5575 FAX 03-3474-5599 〒140-0001 東京都品川区北品川三丁目7番15号 - 日枝神社(ひえじんじゃ) ⇒ クリック
TEL 03-3581-2471 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10番5号 - 岐阜県:笹又の石灰質角礫巨岩(通称さざれ石)・岐阜県公式ホームページ ⇒ クリック
- 波除稲荷神社 ⇒ 公式サイト
問合先 TEL 03 3541 8451 〒5104-0045 東京都中央区築地 6-20-37 - 「獅子の社の日々」のブログ記事>築地・波除稲荷神社 ⇒ 公式ブログ
- 築地一号店物語特設サイト>吉野家 ⇒クリック
- 築地場外市場 ⇒ 公式サイト
- ザ・築地市場 ⇒ 公式サイト
参考資料
- 斎藤月岑(げつしん)編『東都歳事記』須原屋伊八、天保9[1838]> 早稲田大学図書館 ⇒クリック
- 斎藤月岑編「4巻付録1巻」『東都歳事記』須原屋伊八、天保9[1838] >国立国会図書館デジタルコレクション ⇒クリック
- 朝倉治彦校注、斎藤月岑編『東都歳事記』(1)、平凡社、1970/03
全3巻。 筑地稲荷神社、浪よけ神社についての記述は、(2)-p. 7、(3)-p. 191。
索引は、神社・寺院・一般とあり、社名、寺院名、俗称も含めてある。
・Amazonでチェック - 『新訂 東都歳時記』筑摩書房、2001/05